骨盤をゆがめないで!

こんにちは!
ナチュラルメディカル高崎 院長の福田歩です。

当院では、施術が終わって台から降りるときに
「せっかく整った骨盤を歪めないために、足の方から降りてください。」
とお伝えします。(下の写真のように)

横から降りてしまうと
骨盤をねじって歪めてしまいます。

背が低く筋力が弱っている方など、施術台の後方から降りることが難しい方には
無理なく降りられるように昇降台をご用意しています。
(写真の方は昇降台は要らないのですが、写真のモデルになっていただきました。)


当院では、体の中心にある骨盤を構造的に整えるだけでなく、
骨盤を利用して、背骨の中の脳脊髄液(中枢神経の働きにとって重要な液体)の流れを良くすることを意識しています。

背骨の中の “脳脊髄液の循環” と “骨盤の構造” は
互いに関係しあっています。

クライアントさんに脳脊髄液の流れの重要性や、
施術内容をお伝えするために使っている資料

クライアントさんに脳脊髄液の大切さをお伝えするために、
”庭木の管理” に例えて説明しています。

庭師が木の枝葉をかっこよく選定してくれます。

枝葉は体でいえば、背骨から全身に延びる末梢神経です。

枝葉がかっこよく整っていることも大切です。

でも、いくら枝葉がかっこよくても
幹の中の水や養分が元気に流れていなかったら木は枯れてしまいます。

枝葉の前に、幹の方が重要ですよね。

体にとって幹に当たるのが中枢神経であり、
中枢神経のために脳脊髄液の循環が重要であり、
そのために骨盤を歪めないことが大切です。

なので施術台から降りるときは足の方から降りて欲しいし、
日常生活で足を組まないで欲しいのです。

施術のあと、整った骨盤が長続きするために、
また、足を組んで骨盤を歪めてしまったら自分で直すために、
1日に5分を目安に足踏みをお勧めしています。

下の図の矢印は “大腰筋” といって足踏みで使う筋肉です。
腰の骨を起点に大腿骨(ももの骨)を吊り上げています。

自転車を漕いだり、階段をのぼるときにも使います。

骨盤の構造を支えている重要な筋肉です。

足踏みや自転車漕ぎで使う大腰筋
左右の大腰筋を均等に鍛えることで骨盤が整い、脳脊髄液の流れが良くなり、自律神経が整います。

せっかく施術を受けてくださったのなら、
よいコンディションが長続きして、後戻りしないために、
また、自分で自分の健康を維持増進するために
足踏みをしてください。