病院へ行っても原因不明【不定愁訴】
こんにちは!
ナチュラルメディカル高崎 院長の福田歩です。
3日前にWeb予約サイトから施術を申し込んで、
初めて来てくださった女性がご感想を投稿してくださいました。
Web予約の「お店へのリクエスト」の欄には、
自律神経失調症であることと、
できるだけ静かに過ごしたい旨が書かれていました。
なので、まず3つのご提案をしました。
1. 施術中は「うつ伏せになってください」など
必要なこと以外の声かけはしません。
2. そのためにも、施術前にしっかり施術の方針を組み立てたいので、
あなたの様子をしっかり問診させてください。
3. 施術を受けるだけでなく、日常生活の中であなた自身ができることがあるので、
施術が終わったらそれを伝えさせてください。
病院へ行っても原因がよく分からなかった目眩や胃の不調が続き、
首から肩がすごく重く凝っている感じがしたので
もしかしたら体の歪みが原因かも?と思い行ってみました。最初にたくさんカウンセリングをしていただけたおかげで、
私自身も体の神経の仕組みやどこが不調の原因になっているか
良く理解した上で施術を受けられたのですごく良かったです!施術中から体が変わっていく感じが分かり
終わってからは首から肩の重い感じが
全く無くなりスッキリしました!1日経ってまだ朝は食欲がありませんでしたが
時間が経つにつれて良くなってきました。また1週間以内にお願いしたいと思います。
お店の雰囲気も香りもBGMも清潔感がありとても良かったです。
【不定愁訴】という医学用語があります。
原因不明だが、患者は不快な症状を訴えているという意味です。
でも、病院って何らかの病名をカルテに書いて薬を出します。
「原因がわからないのに薬を出すってどういうこと?」
と思いませんか?
原因不明
火事で言えば「火元がどこかわからない」
ですが、痛みがあれば鎮痛剤を出す。
火災報知器のスイッチを切ればうるさくなくなる。
確かにつらい症状が治まるのも大切な医療です。
ただ、それでお終いでは困ってしまいます。
火災現場で火元を消火しないで、報知器を切っただけで
消防隊が帰ってしまったらどうなるんでしょうね。
誰にだって結果はわかりますよね。
こんな事、絶対にやってはいけない!
私が使っている『ナチュラルメディカル メソッド』は、
このような医療への反省から出発している技術です。
natural;自然の、自然的な ⇒ 当たり前の
medical;医療の
method;方法
火事なのだから、火元を消火する。
そんな当たり前のことを、当たり前にする技術。
プロになってから6年目になりました。
基本に忠実にやっているだけで
たくさんの困っている人のお役に立てます。
「あたりまえ=基本」の精度が上がってきています。
ちなみに、このクライアントさん
2年前に病院で「自律神経失調症では」と言われたので
「私は自律神経失調症だ」と思って生活されていたのですが、
私の見立てではそうは見えないのです。
そして、舌の様子(舌診)やお食事の内容もとても良いのです。
なので、良いところをたくさん伝えました。
【補足】
ご感想が「病院へ行っても…」だったので、
簡潔に表現する流れで主語が病院になってしまいましたが、
病院の医療を否定する意図はありません。
どんな技術にも得手不得手があり、
さらにその技術を用いる「人の要素」があります。
そんな中で、
何が原因かを特定することの大切さと、
それが特定されないときの患者さんの
不安や不利益について表現しました。
自分の技術では原因の特定や、効果的な対処が難しいケースは出てきます。
そんなとき、自分にできることを正確にお伝えしたり、
それが得意な別の医療サービスを紹介することも
クライアントさんへの誠実な態度だと思います。